令和6年度IEPA研修旅行記⑪
日曜日の午後は、オランゴ島からマクタン島に船で戻り、マクタンシュラインに行きました。

マクタン島の橋のそばには島唯一のパブリックビーチがあり、大勢の人で賑わっていました。セブ島やマクタン島は美しいビーチで知られていますが、実はその多くがホテルなどの私有地にされてしまっていて、公共のビーチとして一般の人たちに開かれているところはごく限られているそうです。
さて「シュライン」と聞くと日本で英語を学んだ人には神道の「神社」がまず頭に浮かぶかもしれないのですが、マクタンシュラインはフィリピンの英雄ラプラプ王を記念した公園です。

1521年 当時マクタン島を治めていたラプラプ王は、マゼラン率いるスペイン艦隊と果敢に戦い勝利しました。その功績を称え、記念する碑があるので、「シュライン」なのですね。
私たちが訪れたのは、4月27日の記念日を前に、実際に戦いがあったというマングローブの林を背景に、一連の歴史的な決定的瞬間を再現した演劇が撮影・収録されている最中でした。

公園の脇には露店の土産物店が並びます。ここではショッピングモールや空港の売店で買うより安く手作りの工芸品などを購入することができるということでした。みなさん、良い買い物ができたでしょうか。